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私たちの暮らしで大活躍している『鍛造』を知ろう

2018年1月4日鍛造製法

鍛造って何?

普段の生活ではなかなか「鍛造(たんぞう)」という文字に触れる機会はあまりありません。

鍛造とは金属加工法のひとつ。金属をハンマーなどで叩くことで圧力を加え、金属内部の隙間を潰します。圧力を加えることで結晶を細かくし、結晶の方向を整えながら強度を高め、目的とする形状へ成形していきます。
この鍛造という方法は熱して液状にした金属を型に流して固める鋳造に比べて空洞ができにくいことから強度の高い製品を作ることが可能です。
日本では古くから農具や刃物、武具、金物などの製造方法として用いられてきました。
誰しも「鉄は熱いうちに打て」という言葉をいちどは聞いたことがあるでしょう。この言葉は鍛造からできたたとえ言葉です。「鉄は熱して熱いうちに叩くと強度を強くすることができる。また、熱いうちなら容易に形を変えられる」という意味が込められており、教育論でしばしば使われます。
精神が柔軟で吸収力がある若いうちに鍛えるべきであるということですね。また、熱意があるうちにことを運ばなければ、後では問題にもされなくなるというたとえでもあります。

 

いちばん身近な鍛造製品は?

普段の生活で鍛造という言葉をあまり耳にしないぶん、鍛造は日常生活とはかけ離れているような気がしますがそんなことはありません。鍛造は身近なものを作る時にも使われている方法です。
例えば、自動車のギアやホイール、電車の主軸や歯車、船や飛行機の部品も鍛造によって作られています。最近では炊飯器のお釜にも。もっと身近なところで言えば、包丁、はさみ、爪切りにも、食事に用いるスプーンやナイフなどのカトラリーもそうです。さらには指輪にもこの方法を用いて作られているものも。

 

鍛造で作られた指輪

世界中で鍛造の技術が高いのは日本とドイツ。どちらの国も優れたもの作りの技術を誇る国ですね。鍛造で作られた指輪は鋳造で作られたものよりも丈夫でキズがつきにくく、ずっと身につけているマリッジリングに最適です。

 

鍛造指輪はこんなところがすごい!

プラチナや金は柔らかい金属です。さらに、純度が高くなればなるほど柔らかくなります。せっかく奮発してマリッジリングは純度の高いプラチナにしたのに変形してしまったということはよくあります。もちろん、リングの幅や厚さによって変形しやすさは異なりますが、ものによっては重いものを持っただけで変形してしまうものもあるようです。
しかし、鍛造の指輪であれば耐久性も頑丈さも言うことなし。鍛造の指輪をつけたことがある人は口を揃えて「つけている感じがしない」と賞賛します。そのつけ心地が口コミで広がり、マリッジリングに鍛造指輪を選ぶ人は増えてきています。
いかがでしょうか。日常生活のいろいろなところで鍛造という技術が使われています。この技術は生活するうえで欠かせない技術です。