鍛造の結婚指輪と婚約指輪のオーダーメイドブランドは東京・大阪心斎橋・横浜みなとみらいのTANZO/ 鍛造フルオーダー結婚指輪は鍛造指輪(株)

Engagement ringダイヤモンドの選び方

ダイヤモンド鑑定書を信じてはいけない!宝石鑑定士が教えるダイヤモンドの本当の選び方

こちらでは宝石店では絶対説明してくれないことを中心に
ダイヤモンド鑑定書の信頼性、ダイヤモンドを4つのCだけで分類する限界、本当のダイヤモンドの選び方を解説いたします。

ダイヤモンド鑑定書の誤解

誤解1:ダイヤモンド鑑定書を信じてはいけません

“鑑定書付”だから高品質なダイヤモンドとは限りません。そのグレードがどの程度なのかはもちろんですが、それ以前にどこの鑑定書がついているのかが大きな問題です。鑑定機関によって鑑定結果は大きく変わってくるからです。こちらのダイヤモンドですがクラリティグレードはどのくらいだと思いますか?
良く観察すると、左上端にはっきりとした内包物があることがわかります。
実際にこのダイヤモンドを2社に鑑定依頼をして出た鑑定結果です。
鑑定機関A社  Gカラー SI1 GOODカット
鑑定機関B社  Fカラー VS2 VeryGoodカット

同じダイヤモンドの鑑定結果とは思えないほど大きく結果が違いました。

こちらの2社の鑑定機関はいずれも多くの鑑定書を発行している会社です。その2社でもこれだけ差が出てしまうのが現実です。
業界関係者であれば、鑑定機関によって鑑定結果に誤差が出ているのは周知の事実であり、常識として知っています。

同じダイヤモンドでもA社は厳しい判定、B社は甘い判定を出す。つまりB社に鑑定依頼を出した方が宝石店にとっては高く販売しやすい結果を得ることができるというわけです。

鑑定書

鑑定書

どうして鑑定機関によってこれだけ鑑定結果が違ってしまうのでしょうか?
鑑定書を発行している鑑定機関はすべて民営で営利目的企業です。鑑定の依頼がなくては商売がなりたちません。そこで、宝石店からの依頼を増やす為に一番安易な方法である鑑定結果を甘く出すという方法をとる所が現れるのです。つまり実際には低いグレードのダイヤモンドを高いグレードの鑑定結果をつけてあげるのです。宝石店は安いコストのダイヤモンドを高い値段で販売しやすくなるわけです。

この行為が行き過ぎて破綻した鑑定機関も過去にありました。
こういった偽装は消費者を無視した許されない方法なのですが、
今でも甘い鑑定機関、厳しい鑑定機関と鑑定結果に差が出ていることは変わりません。

誤解2:鑑定グレードを信じてはいけません。

あなたはAとBどちらのダイヤモンドを選びますか?
両方同じ信頼できる鑑定機関で取った鑑定書がついています。


A 0.3ct G SI2 VeryGood
B 0.3ct G SI2 Good


ダイヤモンドの4Cを知っていらっしゃる方でしたら、間違いなくAを選ばれると思います。
カラー、クラリティグレードは同じでもカットグレードがAの方が上だからです。では、この鑑定結果がでたA,B2つのダイヤモンドを実際に見てみましょう。


右Bの方が、透明感があり美しく、左Aは白く濁っていて美しくありません。
画像で見ても、左Aは透明感がなく曇っているのがよくわかります。
見た目では右Bの方が美しいと評価できますが、鑑定結果では左Aのグレードが上になっています。
つまり、鑑定グレードは美しさの基準とは違うと言えるのです。

鑑定グレードの基準 ≠ 美しさの基準


もし実物のダイヤモンドをしっかり見ずに鑑定結果だけを鵜呑みにして左を購入してしまったら…悲劇です。
鑑定書はダイヤモンドを4つのCの基準でグレード分けした大変重要な目安です。
しかしダイヤモンドには、この4Cだけでは表せない事が数多くあります。
ダイヤモンドを購入するにあたり実物のダイヤモンドをしっかり見ずに鑑定書だけで判断してしまうのは、 企業が人を採用する際、面接をせず履歴書だけで採用する事と同じだと思います。男性にとって、婚約指輪は一生に一度のとても大きなプレゼントです
このような中で、多くの方は『鑑定書の信者』になってしまっていらっしゃる方がほとんどです。
多くの方は4Cを絶対と信じ『Fカラー、VS2、EX、0.5ctはいくらですか?』のようにダイヤモンドを確認せずに4Cだけで“鑑定書は絶対正しい”と思いこんでいらっしゃり、ご自分の目よりも鑑定書の結果を信じてしまうのです。
ダイヤモンドは鑑定書だけを頼りにしない、
必ずご自身の目で、そして顕微鏡で大きく拡大して内包物のご確認をする事をお勧めいたします。


米国宝石学会(GIA)認証の顕微鏡

ダイヤモンドの本当の選び方

ダイヤモンドを4Cだけで比べていませんか?大きな落とし穴に落ちてしまう前にご確認ください。
ダイヤモンド選びで一番大切にしなくていけない事、それは鑑定書の結果ではありません。
最も大切にしなくてはいけないのは“ご自身の目”です。まずはご自身の肉眼で、そして次に顕微鏡を使って、ご自身の眼でダイヤモンドの中の様子を確認する事です。
鑑定結果ですばらしいグレードが出ていても、美しくないダイヤモンドはたくさんあります。

一番大切なのは、「あなた自身の眼」で観察する事です。

白熱光などの黄色い光(強い光源)ではなく、蛍光灯などの
白い光の下でダイヤモンドをしっかり肉眼で観察して下さい。

ダイヤモンドを隣同士においてじっくり見比べると、ダイヤの輝き方、色の違い、カットの違いなど微妙な差がわかってきます。(この違いがわかると皆さん感動されます。)
ポイントは裸石で見比べる事です。ルースケースに入った状態のガラス越しでダイヤモンドを見比べても全く差がわかりません。裸石の状態で2つのダイヤモンドを横に並べてじっくり比較する事が大切です。白っぽいダイヤモンド同士を比べても差がわかりませんのでお気を付け下さい。

次に大切なのは、「顕微鏡」です。

肉眼での美しさはわかっても、直径5mm前後のダイヤモンドですので、その中身までは肉眼ではわかりません。
実際の鑑定は10倍で行いますが、顕微鏡を使って15倍~30倍で確認するとその差がはっきりわかります。
全く特徴のないダイヤモンド(無傷のダイヤモンド)はこの世に存在しません。何かしらダイヤモンドには特徴があります。
ここでのポイントは、そのダイヤモンドの特徴が『割れ』なのか?『内包物』なのか?です。問題なのは『割れ』です。割れが入っているダイヤモンドはその部分が白っぽくなっています。ちょうど氷が割れると白くなるのとまったく同じです。白い部分があるかどうかを探して下さい。
表面に達しているような『割れ』があるダイヤモンドは後々の耐久性に重大な問題があるからです。その他の微小な特徴は全く気にする必要はありません。
特徴が『割れ』なのか?『内包物』なのか?その他なのか?専門スタッフのアドバイスを聞きながら、ご自身の眼でご確認ください。

最後が「鑑定書」です。しっかりダイヤモンドを確認した上で鑑定書の結果を参考にして下さい。

お客様によって、DカラーとEカラーの差がはっきりわかるのでDカラーが欲しい。という方もいらっしゃれば、DカラーからGカラーまで違いがわからないから私はGでいい。 という方。顕微鏡で確認すると、内包物に黒い塊(カーボン)があるのが気になるから嫌だとおっしゃる方、同じダイヤモンドをご覧になってもかわいいホクロのようで気に入りました。という方…など同じダイヤモンドでも反応が様々です。
鑑定書のグレード結果より、ダイヤモンドの実物を肉眼そして顕微鏡で確認頂くことの大切さをおわかり頂けたでしょうか?
私達TANZOスタッフは一生に一度の大切なダイヤモンド選びを全力でお手伝いいたします。何でもお気軽にご質問ください。

ダイヤモンド4C

ダイヤモンドの品質基準4Cについてです

① Color カラー
② Clarity クラリティ 透明度(内包物)
③ Cut カット 研磨
④ Carat キャラット 重量

① Color カラー

D・E・F 無色透明
G・H・I・J ほぼ無色
K・L・M わずかに黄色
N……Z 以下だんだん黄色が濃くなっていきます。

② Clarity クラリティ

FL 10倍の拡大で内部、外部ともに特徴なし
IF 10倍の拡大で内部のみ特徴なし
VVS1 VVS2 10倍の拡大で発見困難な微小な特徴
VS1 VS2 10倍の拡大で発見が多少困難な特徴
SI1 SI2 10倍の拡大で発見が容易な特徴
I1 I2 I3 肉眼で容易に特徴がわかる

③ Cut カット

Excellent  Very Good  Good  Fair  Poor

④ Carat キャラット

1ct = 0.2g 重量の単位です。

もっと詳しいダイヤモンドの選び方