結婚指輪物語
さり気なく忍ばせたのは…
初めてのご相談時に、ご主人様はシンプルなデザインの指輪を、奥様はハーフエタニティリングを第一候補に、ご検討しておられました。
お二人の希望に寄り添いながらデザインのお話を進めていきます。
あれ、サンプルをご覧頂きながら、ご試着いただくと、お二人とも何だかしっくりこないご様子・・・。
お話の中で、「二つの指輪を並べると、別々の指輪に見えるね、、、」や、「さり気ないオリジナルがあったらいいな。」と、お二人の想いを聞くことが出来ました。
そこで、まずご主人様に彫りのデザインをご提案しました。
彫り加工は高い技術力が光るデザインでございますが、お二人の好きなものや、お名前を彫ってお入れすると、オリジナル感が出てお二人の想いを込めることが出来るのではないかと考えました。
彫りデザインの中で、ご主人が気になったのは、「お二人の名前のイニシャルを彫る」「月桂樹柄」でございました。
月桂樹彫りが綺麗～！と気に入って下さいました。
その様子に、奥様も月桂樹が気になってきました！とのこと。
お揃いの月桂樹デザインでオリジナル・・・イニシャルと月桂樹を両方入れるのは？
お二人とも「それだ！」と嬉しそうな様子でございました。
月桂樹の葉の中にお二人のイニシャルを忍ばせるさり気ないデザインです。
よりさり気ない雰囲気にするために、指輪を二本重ねたときにイニシャルが分かる様なデザインにしました。
月桂樹彫りの線の細さを気に入って下さっていましたので、イニシャルの彫線もカーブを緩くすることで、細く表現しました。
上下にミル打ちを打つことで、より繊細なデザインの指輪となりました。
月桂樹は二月の誕生花でもございます。
二月のご入籍されるお二人に本当にぴったりの指輪となりました！！
