まるで王冠！

ご結婚指輪はシンプルで華美になり過ぎない方が良いとご要望のお客様は多くいらっしゃいます。
今回のお客様はそれとは対照的に一生着けるものだからこそ、オリジナルなデザインで造りたいとのご要望でございました。

四角いカッティングが並んだデザインを気に入ってくださり、それと鏡面が合わさったデザインをご希望に。

鏡面部分と同じ高さで一つ一つ削りだすのは難しく、段差を設ければ出来るとお伝えすると、「そちらの方が良い！」と仰っていただけました。

また、指輪が重なっている様に見えるデザインがご希望でございましたので、鏡面部の淵にミルグレインを手で一つ一つ打っていき、職人技の集大成の素晴らしい指輪が出来上がりました！

今回のデザインはどうしても厚みが必要なデザインで、ご入籍指輪でお試しいただき、その厚みが気になりましたらデザインも再度検討しましょうと決まったデザインでした。

お二人は、厚みは大丈夫と仰って頂きましたが、気になる場合はとことん相談できますので、着け心地を試すことが出来るご入籍指輪はとても大切でございます。

ちなみに奥様は、お色味をプラチナからシャンパンゴールドにご変更されました。
「普段はゴールドのアクセサリーが多い、でも結婚指輪なのでプラチナも気になる」とプラチナに決めていたのですが、「少し銀色だと浮いて見えてしまって…」とプラチナとイエローゴールドの間ぐらいのシャンパンゴールドに決まりました。

出来上がった指輪の写真を撮る度に、「良いね～、良いね～素敵だよ！」とついつい声が出てしまうぐらい素敵な指輪でございます。
写真を見ているとスケールが大きくなるので『まるで王冠みたいだ！』と思いました。
王子様とお姫様のようにキラキラとしたお二人にピッタリでございます。
きっと、みんなの注目の的のご結婚指輪になる事でしょう。