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悠久の時を旅する指輪

横浜店 結婚指輪物語 2025年8月4日
悠久の時を旅する指輪のサムネイル

結婚指輪物語
古代文明の要素を取り入れて

歴史や神秘に心を惹かれるお二人のご希望は、古代文明をテーマにしたご婚約指輪とご結婚指輪。指輪そのものに「悠久の時」を感じられるよう、素材や加工、刻印に至るまで細やかなこだわりが込められています。

 

婚約指輪と結婚指輪を重ねて着けたいというご希望をいただき、全体のバランスや重なり方を綿密に設計。素材には、コーラルゴールドを選び発掘された出土品のような、落ち着いた中にも存在感のある仕上がりになりました。

 

ご婚約指輪はアンティークの象徴とも言っても過言ではない、ミル打ちを施しています。

ご結婚指輪については、ご主人様の指輪には月桂樹の手彫りを施しました。

月桂樹のモチーフは古代ギリシャで「栄光」や「勝利」を象徴します。また、奥様の指輪にはダイヤモンドをセッティング。ダイヤモンドの結晶も長い歳月を経て生成されており、お二人とも指輪のテーマにぴったりです。

 

内側には、古代エジプトの象形文字ヒエログリフでおふたりのメッセージを刻印。

中央にはそれぞれ誕生石も留められ、世界にひとつだけの特別な意味が込められています。

ギリシャのパルテノン神殿の写真等、古代文明にまつわる素材を一緒に見ながらモチーフや意味を探ったり、ヒエログリフの文字を調べたりと、まるで考古学者のように世界観を一緒につくり上げていきました。

奥様が「完成が楽しみで…」と、デザインご決定後にご自身で描かれたイメージスケッチを描いてくださり、お二人の指輪への想いをしっかりと受け継ぎお造りのお手伝いをさせていただきました。

 

ご納品の際には、指輪を手にされた瞬間「とってもきれい!」と笑顔で喜んでくださり、何度も指輪をご覧になられては嬉しそうに見つめ合っておりました。

お二人の指輪が未来へ続く“記念碑”となりますように。