Customer’s Voice お客様の声
互いを想い合って決めたデザイン
結婚指輪物語
二人の気持ちが込められたご結婚指輪
ご結婚指輪は、お二人の愛を形にした一生もののお品物でございます。
大切な指輪だからこそ、デザインのご決定には誰もが悩み、お互いにお好みを譲り合ってしまったり、反対にどうしても譲れなかったり…
今回は、お互いのお好みを取り入れ合ったデザインをご提案させていただいたお客様のご結婚指輪をご紹介いたします。
ご来店の際、最初にお二人にはTANZO.のコレクション集をご覧いただいておりました。
その中で、奥様はあるデザインに一目惚れ。

【なつのゆく】でございます。
3pcのダイヤモンドの輝きと、片側に施した粗目梨地の落ち着いた輝きの組み合わせが美しい、アシンメトリーのデザインでございます。
お二人はお揃い感のあるデザインにしたい、とのご希望がございましたので、【なつのゆく】をベースにデザインを決めていくことにいたしました。
幅や素材などのデザインが順調に決まっていき、お二人とも楽しそうな雰囲気ではありましたが、私は少しだけご主人様の表情が気がかりでございました。
楽しそうだし、デザインも気に入ってはいそうだけど、何か言えていないことがあるんじゃないか…
丁度、奥様が席を外されるタイミングがございましたので、ご主人様にお伺いすること、やはり気になっていることが一つ。
「エッジの感じも好きだし、マット加工も入れたいと思っているんですけど、全体の雰囲気がなんとなく違う気がして…」
その言葉を聞き、ご主人様は左右対称なデザインの方がお好きなのかもしれない、と思い、こちらのデザインをご覧いただきました。

エッジのサイドではなく、内側にマット加工が施されたこちらのデザインは、【なつのゆく】と同じ加工の組み合わせでありながらも、左右対称のため、雰囲気がガラリと変わります。
ご覧になったご主人様も、やはりこちらの方がお好みとのこと。しかしながら、《奥様のお好みを一番にしてあげたいという想い》と、ご自身もご希望の《お揃い感》という点でなかなか言い出せなかったとのこと。
奥様のお好みはもちろん、ご主人様のご希望も叶えた最高のご結婚指輪にしたい!
その想いで、奥様がお戻りになられてから、再度お好みのヒアリングをいたしました。
すると、奥様がお好みなのはアシンメトリー感ではなく、ダイヤとマットの組み合わせとのこと。
それならば、と思いご提案させていただいたのがこちらのデザインでございます。

ご主人様の指輪は、お好みのエッジ内マット加工。奥様の指輪は、ダイヤの両サイドにマット加工をお入れすることで、お揃い感をプラスいたしました。
更に、エッジやダイヤの斜めの雰囲気に合うマット加工としてご提案させていただいた斜めヘアライン加工は、お二人ともお気に召していただきました!
エッジとマット加工の組み合わせは、中心が揃ったデザインが多くございますが、中心を広げたエッジにすることも可能でございます。奥様からの、マット感をより楽しみたいとのご希望で、ダイヤと同じくらいの幅を開けたエッジ加工にいたしました。
相手を想うばかりに、ご自身のご希望は言い出せない、そんな方は他にもたくさんいらっしゃるかと存じます。
TANZO.では、どちらかお一人ではなく、お二人のために最高のご結婚指輪をご提案させていただきますので、お気兼ねなくお気持ちをお伝えくださいませ。