婚約指輪物語
寄り添う誕生石、包む桜色
ある日、一通のお問合せメールが届きました。
「ホームページを見て、サプライズで婚約指輪をオーダーしたいと思っています。」
希望のダイヤモンドやデザイン、ご予算などがしっかりと書き込まれており、ご婚約指輪に掛ける想いがとても伝わるメールでございました。
他店舗へのお問合せであったのですが、定休日のため横浜店からお返事をさせていただく運びとなりました。
ご連絡を頂いたのが、たまたま他店舗の定休日であった木曜日だったから。
とてもご縁を感じるスタートでございました。
広島県在住とのことで、そこからお電話！メール！お電話！メール！と、沢山のやり取りをさせていただきました。
ダイヤ選びから、デザインの詳細決定まで、何度もやり取りを繰り返しながら、少しずつ決定してまいります。
指輪に掛ける想いは私もお客様もご一緒、そして短納期だったこともあり、お互い一度も顔を合わせたことはないですが、最高の指輪に仕上げるため、同じ方向を向いて共に突き進んだ印象です。
予定日ギリギリになんとかご納品をさせていただき、「これで自信を持ってプロポーズに臨むことが出来ます」とメールをいただいた時はとても嬉しかったです。
正直とても大変でしたが、「たまたま関東へいらした際に、メンテナンスに寄ってくださらないかな？」とか、「また、お電話やメールでも良いので、ご結婚指輪も相談して欲しいな」と、ふと思っております。
ご婚約指輪に合わせてご結婚指輪をデザインするとなると、どんな感じになるのか…考えるのがとても楽しみな、そんな素敵なご婚約指輪でございました☆
