結婚指輪物語
やっぱりお揃い感も欲しい！
「私はゴールドの指輪が良くて、アンティークな感じの指輪にしたくて、彼はシンプルな指輪が良いんです。」
ご希望をしっかりお伝え下さるお客様。
まずは奥様の指輪からご相談させて頂きました。
「ダイヤを何個入れようかなぁ。」
「アンティークな感じなのでミル打ちは入れたいなぁ」
「ダイヤの距離はこれぐらいで、ミル打ちはここに入れて…。でもミル打ち入れすぎるとファッションリング感強すぎるかな？」
一緒に沢山考えさせて頂きました。
とっても可愛いダイヤモンドとミル打ちを組み合わせた指輪。
シャンパンゴールドの色味とあいまって、女性なら「欲しい！」と思わず思ってしまうぐらい素敵なデザイン。
指輪のデザインを考えていく過程もオーダーメイドならではでございます。
そんな楽しく創造していく様子をご覧になっていたご主人様。
「シンプルでも良いんだけど…せっかく造るんだったら、お揃い感も出したい！」と話してくださいました。
オーダーメイドっていいなと思って頂けたのだと嬉しい気持ちになりました。
奥様のデザインを元にご主人様のデザインも考えて参りました。
「エッジ加工はやりすぎだなぁ、ラインもいいけど、えぐり加工が一番しっくりくる。」
後はペア感です。
色味も加工も異なるご結婚指輪ですが、お二人の繋がりを大切にしたく、重ねて繋がるデザインに決まりました。
完成した指輪をご覧になったお二人。
奥様は「にこにこ。」
ご主人様は奥様に「思い通りできた？」と投げかけ、奥様は「うん！」とお話されているご様子。
とても嬉しい瞬間です。
真ん丸な目をした奥様、きりっと切れ長の目をしたご主人様。
似ていないんだけど、お二人の空気はとっても似ていて、『指輪のデザインにもお二人らしさを込められたんだな』と私も充実した気持ちにさせて頂きました。
また、たくさんお二人とお話をさせて頂きたいです！
本当にありがとうございました。
