結婚指輪物語
シンプルなデザインだからこそ、内側でお二人だけの特別感を
「全く一緒のデザインがいいです！」と大変仲のいいお二人。
ご希望の加工やデザインも「シンプルなマット加工で！」と息ぴったりなお二人でございましたので、すぐにデザインは決まりました。
刻印をお伺いしていると、「2本重ねてひとつの刻印になるようにすることはできますか？」と奥様からご質問がございました。
大変素敵なご提案に、「もちろんです！！是非お入れしましょう！」とすぐに方向性も決まりました。
刻印の内容をふまえ、再度ご来店いただいた際に、一枚の紙を見せてくださいました。
そこには、A4の紙一面に刻印案のイラストや文字が！
ツバメやチューリップ、手紙のイラストがございました。
詳しくお話をお伺いすると、
“プロポーズの際にご主人様が奥様へツバメの便箋でお手紙をお渡し”され、“お返事として奥様がチューリップの便箋でお手紙をお渡しされた”とのことでした。
お二人の大切なお手紙交換の思い出を、ツバメとチューリップがお手紙を渡しあう刻印として内側に入れたいとの素敵なお話でございました！
大変素敵な温かいお話に、私もテンションが上がってしまいました！
お二人に描いて頂きましたイラストを基にデータ作成を行い、お手紙の大きさなどを細かく調節していきました。
そうして出来上がった指輪がこちらです。
ふと内側を見たときに、二人でひとつの刻印という特別感と、年を重ねてもいつでもプロポーズの時を思い出すことが出来るという素敵さが沢山詰め込まれた指輪となりました。
ご納品の際、お二人の幸せそうな笑顔がとても印象的で、温かいお二人だと改めて感じました！
これから先もきっとお手紙をお渡しし合うお二人だと思います。その素敵な行事がいつまでも続きますように！また素敵なお話をお聞かせください！
この度は、本当にありがとうございました。
