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鍛造製法の結婚指輪とは

2019年7月20日指輪

・鍛造指輪の歴史とは?
日本に結婚指輪が広まったのは明治時代と言われていますので、比較的近代のことです。キリスト教の普及が関係しており、ヨーロッパ文化の影響を受けています。日本人は江戸時代に、刀をはじめとして武器や農具などさまざまなものに鍛造製法を利用して作ってきました。とくに手間のかかる鍛造製法で作られた結婚指輪の価値は、非常に高いものでした。大正時代になるとダイヤモンドが流行ったことから、結婚式に指輪を贈る習慣として根づきました。結婚指輪のデザインとして多く用いられたのが、甲丸(こうまる)というリングの形状です。甲丸とは、指輪の断面が半円形だったことから名づけられました。板にのったかまぼこに似ていたことから「かまぼこ型」と呼ばれて親しまれていました。

・結婚指輪に適した金属
現在の結婚指輪はプラチナやゴールドが好まれますが、高価な鉄が結婚指輪に選ばれていた時代があります。鍛造製法が最も盛んだったのは、鉄が重宝されていた江戸時代です。結婚指輪に適した金属とは、時代により移り変わってきています。プラチナやゴールドの素材は、非常に希少で高価な金属ですが他の金属に比べ、磨き上げると大変美しい輝きがあり素敵な指輪となります。一生身につける結婚指輪ですので、現在はこのプラチナやゴールドが最も人気のある素材です。

・鍛造指輪のメリットとは?
伝統的な日本刀の技術を用いて製造されているため、最大のメリットは耐久性が高いことです。金属を叩いて鍛えることで素材が引きしまり、密度が高くなることで強度が増します。毎日つけることでキズつきやすくなる結婚指輪にとって、金属が硬いことは大きな長所になります。素材の硬度が強いために、ジュエリー職人が磨くほど輝きを増すというメリットもあげられます。

・希少価値の高い鍛造指輪
鍛造指輪の希少性が高いのは、ジュエリー職人の数が減ってきているからです。オーダーメイドの結婚指輪を依頼する際には、まず予約が必要になります。素材となる金属を選ぶところからはじまり、一から鍛造指輪を作るので、手間と時間がかかります。鍛造製法で作られたリングは一般的な製法の鋳造に比べて耐久性が高く、毎日つけていてもゆがんだりする心配が少ないため、一生モノの結婚指輪にふさわしいとされています。

・鍛造指輪がおすすめな人とは?
鍛造指輪がおすすめな人とは、結婚指輪にキズをつけけずに、長く大切に使っていきたいと思われている方です。また、あたたかみのあるハンドメイドが好きな方、ほかの人と違うオリジナリティの高い指輪がほしい方などにもおすすめです。近年、女性には細い結婚指輪が人気がありますので、強度のある指輪が必要です。伝統的な製法で作られたものなので、ジュエリー職人の腕が問われるものでもあります。同じものはふたつとしてできません。

・鍛造オーダーメイドの専門店にご相談を!
鍛造指輪を作る際に、素材やデザインなどを一から製作出来る鍛造オーダーメイドの店舗スタッフに依頼することからスタートです。希望する結婚指輪のデザインを自分が考えてもいいですし、プランナーなどに考えてもらうことも可能です。アレルギー体質の人などは、アレルギー反応の出ない素材もございますので、まずは鍛造オーダーメイドの専門店にご相談してみてください。

・日本刀との意外な関係性
鍛造指輪の歴史は、日本刀と深く関わっています。かつて日本刀は、刀鍛冶と呼ばれる職人達が精魂こめて製造していました。鍛造指輪とは、日本刀の流れを組んだ伝統的な技術です。日本刀が時代の流れとともに廃れ、刀鍛冶職人が姿を消したのと同様に鍛造指輪を作れるジュエリー職人の数も少なくなってきています。手づくりの鍛造指輪ならではの味わい深いデザインは、世界にひとつだけのものといっても過言ではないでしょう。