結婚指輪の意味とは

結婚指輪をつける意味ですが、「男女が結婚しました」という意味がこめられています。一般的に結婚しているかどうかは、結婚指輪のあるなしで判断されます。日本で結婚指輪をつける習慣ができたのは、明治時代です。それまでは結婚指輪をつける習慣がありませんでした。今ではキリスト教式の結婚式を挙げる際に、新郎新婦が結婚指輪を交換しますが、人前式や神前式の場合も結婚指輪の交換が行われています。

愛の象徴

結婚指輪で、「私達は結婚しました」という宣言をすることになりますが、リングは愛の象徴でもあります。日本では、結婚指輪を左手の薬指にはめますが、左手の薬指となった理由があります。はるか昔の古代ギリシャ時代、人の気持ちは心臓にあると思われていました。古代ギリシャでは、左手の薬指には心臓につながる太い血管があると信じられていたため、左手の薬指に結婚指輪をはめることに対して、愛の象徴という特別な意味を見出していたようです。

鉄で作られていた

今でこそ結婚指輪はさまざまな素材を選ぶことができますけど、重い鉄で作られていた時代があります。古代ローマ時代では、指輪をつけるということは、相手との約束を必ず守る誓いの証とされていました。古代ローマ時代には、飾りのついていない鉄のリングを婚約指輪として贈っていたということです。鉄のリングは重くて硬いため、鉄製の婚約指輪をつけた人は指輪を見るたびに、相手とした約束を思い出すことになります。古代ローマでは、結婚指輪より婚約指輪のほうが重要な役割を担っていたということなので、婚約指輪に鉄の輪を贈ったということです。

結婚指輪のリング

結婚指輪のリングは、丸い輪になっています。切れ目のない丸い輪というのは、「永遠」の象徴です。新郎新婦の愛を永遠に結びつけるために、左手の薬指に結婚指輪をはめるようになったということです。結婚指輪のリングにもまた、永遠の象徴とする特別な意味がこめられています。心臓に最も近い左手の薬指に結婚指輪をはめることで、新郎新婦の心と心を永遠につなぐという意味に取れます。切れ目の入った結婚指輪は縁起が悪いということになりますから、リングが切れたときは一日も早くジュエリーショップに修理に出すことをおすすめします。

結婚指輪と婚約指輪

結婚指輪と婚約指輪は別々なものと思われがちですが、結婚指輪と婚約指輪を重ねづけすることにも意味があります。結婚指輪と婚約指輪を重ねづけする場合のつけ方ですが、内側に結婚指輪を外側に婚約指輪をはめてください。重ねづけする理由としては、結婚指輪を婚約指輪で「永遠の愛の証」としてロックするという意味がこめられています。

結婚指輪にこめられた意味

結婚指輪をつけることになった意味を総合すると、男女ともに結婚指輪をつけることで結婚したことを強く意識させるというものでしょう。結婚指輪は毎日外さず、寝るときにも指につけっぱなしで眠っていますから、強い結束が感じられます。結婚指輪をはずした後も、指にくっきりと指輪の跡が残っています。それほど意識することなくはめている結婚指輪ですが、私達が考える以上に強い意味がこめられているようです。

永遠の愛の証

結婚指輪をはめることで結婚したことがわかり、愛の象徴として意識されます。結婚指輪を左手にはめる習慣は、古代ギリシャ時代に決められたものです。日本で結婚指輪をつける習慣ができたのは明治時代ですが、今ではほとんどの結婚式で結婚指輪を交換する儀式が行われています。結婚指輪と婚約指輪を重ねづけする場合は、「永遠の愛の証」としてロックするという意味がこめられているということです。