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宝石業界裏話(28)【鑑定書、鑑別書、保証書】

2017年12月29日宝石業界裏話

宝石店で宝石を購入すると付いてくる

A鑑定書、B鑑別書、C保証書

これらの違いと注意点を解説させていただきます。

 

A

鑑定書はダイヤモンドの品質を示したものです。

カラーグレード、クラリティグレード、カットグレード、カラットの4つのCで品質を表示しているのが鑑定書です。

つまり、鑑定書が付くのはダイヤモンドだけです。

他の宝石には鑑定書はありません。

(最近は真珠に鑑定書をつけているものもありますがこれは世界基準ではありません。)

一般的には婚約指輪で使用するハイグレードなダイヤモンドに鑑定書は付いてきます。

基本は第3者鑑定機関の鑑定書を付けるのが通常ですが自社鑑定している販売店もあります。

鑑定書の問題点は、発行している鑑定機関によって鑑定結果がまちまちになるという点です。

 

B

鑑別書はこの石は〇〇でしたと石の鑑別結果を表示したものです。

つまり、パールとかダイヤモンドとかルビーとか石の名前を表示しただけですので、品質やグレードの上下などは一切表記しておりません。

色石には鑑定書がありませんので、この鑑別書が付く事が多いです。

一般的には第3者鑑定機関が鑑別書を発行します。

 

C

保証書は宝石販売店がPtダイヤモンドリングです。などと表記して独自に出しているものです。

家電などの1年間保証とか、メーカー保証とも違い、確かに当店でお買い上げ頂きましたというものです。

つまり石が落ちたので保証書を持って販売店に持っていっても通常はその落ちた石を保証するものではありません。