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婚約・結婚指輪はなぜするのか?

2018年1月4日指輪

結婚にまつわる謎

婚約指輪を贈られることや結婚指輪を選びに行くことは、女性にとって特別なことであり、憧れを強く抱いている方も多いのではないでしょうか?

しかし、なぜプロポーズの場面や結婚式では度々指輪が登場するのでしょうか?
今ではそれが結婚の際の慣わしとなっていて、疑問に思う隙もありませんが、実は結婚と指輪には深い関係があるのです。

 

婚約指輪と結婚指輪の歴史

婚約指輪の歴史

現代の婚約指輪を贈ることの起源は、古代ギリシャの時代にあると言われています。
当時のギリシャでは結婚に恋愛感情は介在しておらず、家同士の繋がりや子孫を残すことを第一の目的として考えられていました。
そのため、婚約することが決まると、妻を貰い受ける側の夫は妻の家へお金を払い、その証として妻の父親に指輪を渡していたのです。
売買婚という習慣があり、女性はお金と引き換えに結婚をしていました。
現代の結婚とは違い、あまり前向きなイメージではありませんが、日本でも江戸時代頃までは結婚は家同士の問題として話し合いの末決められていた、子どもが口を挟めることではありませんでした。
今は売買婚という習慣はありませんが、指輪を贈るということは当時から変わらず残っているのです。

結婚指輪の歴史
結婚指輪を贈るようになったのは、キリスト教が普及してからだと言われています。西洋でキリスト教が普及すると、結婚することの意味が変化したのです。お互いへの想いの誠実さや永遠の愛を神に誓った証として、結婚指輪が用いられるようになりました。
結婚指輪をはじめて交換したと言われているのは、9世紀のローマ教皇ニコラウスI世です。
当初はその誓いをより硬いものであると証明するために鉄の指輪を用いていたと言われています。それが徐々に変化し、今のような形になったのです。

 

結婚の意味を確かめるために

今では、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けも一般的になりつつありますが、婚約指輪と結婚指輪では成り立ちが大きく違います。それぞれの指輪にどのような歴史があるのかを知ると、自由恋愛の有り難味や結婚することの重みを実感できますね。

当たり前になってしまっていることにも、歴史や意味はあります。そこをただ通り過ぎるのではなく、一度立ち止まって振り返ることで、改めて今を知ることもできるのではないでしょうか?